フリッツ・クライスラーの協奏曲録音全集 第2集

ヴァイオリンならクライスラー!
フリッツ・クライスラー(1875~1962年)は、「音階をひいただけですばらしい音楽になる」と称されたほどに、卓越した音楽性と温かい音色をもった、ウィーンのヴァイオリニストです。その才能は「愛の喜び」などの小品の作曲にも発揮されましたが、ここでお聴きいただくのは、彼がオーケストラと共に録音した協奏曲集です。モーツァルトはアコースティック録音、そしてブラームスは初期の電気録音によるもので、後者は2回のスタジオ録音のうちの1回目となるものです。いずれも、戦前にはそれぞれの曲の決定盤として、日本でも熱い支持をうけたものです。(山崎浩太郎)
帯より
Item Details
NAXOS
・発売日:2001/01/00
・JAN:0636943192122 (4945604109215)
・規格品番:8.110921
・組数:1枚組
Credit
フリッツ・クライスラー:ヴァイオリン
#01-03
ランドン・ロナルド:指揮
#04-06
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
レオ・ブレッヒ:指揮
#07
ミヒャエル・ラウハイゼン:ピアノ
Track List
モーツァルト: ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 K. 218
01. 1. Allegro 9:11
02. 2. Andante cantabile 8:37
03. 3. Andante grazioso – Allegro ma non troppo 8:36
ブラームス: ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
04. 1. Allegro ma non troppo 20:47
05. 2. Adagio 7:48
06. 3. Allegro giocoso ma non troppo 8:11
07. シューマン: ロマンスイ長調Op.94-2 (編曲: クライスラー) 3:54
Total Playing Time: 67:04
録音
#01-03: 1924年12月1日・2日 イギリス、ヘイズ、HMVスタジオ
Recorded on 1st and 2nd December, 1924, at the HMV Studios, Hayes
#04-06: 1927年11月21日・23日・25日 ベルリン、ジングアカデミー
Recorded on 21st, 23rd and 25th November, 1927, in the Singakademie, Berlin,
#07: 1927年12月13日 ベルリン、エレクトローラ・スタジオ
Recorded on 13th December, 1927, in the Electrola Studios, Berlin