アルウィン: 交響曲第2番/第5番/ハープ協奏曲「リラ・アンジェリカ」
ウィリソン(Hp) ロイド=ジョーンズ&ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団

ロマンティックなハープ協奏曲と、情熱的な交響曲
「壷葬論」とは、夏目漱石の「三四郎」に引用されることで知られる、17世紀イギリスの医師トマス・ブラウンによる著作ですが、そのタイトル通り、交響曲第5番は暗い雰囲気に満ちており、最終部分では弔鐘に導かれて、美しくも哀しい葬送行進曲となり、一大クライマックスが築き上げられます。一方、ハープ協奏曲「天使の歌」は大変にロマンティックに美しく、オケを弦楽のみとしているのも大正解です。繊細なハープのパッセージを、大音量で掻き消すこともなく、しなやかな弦の歌で包みこんで、驚くべき演奏効果を上げています。交響曲第2番も、情熱的にオーケストラが鳴り響き、そのカッコよさには圧倒されます。
帯より
Item Details
NAXOS
・発売日:2005/10/00
・JAN:0747313264728 (4945604576475)
・規格品番:8.557647
・組数:1枚組
Credit
スザンヌ・ウィリソン:ハープ
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
デイヴィッド・ロイド=ジョーンズ:指揮
Track List
アルウィン:
01. 交響曲 第5番「ハイドリオタフィア (壷葬論)」 14:27
「リラ・アンジェリカ (天使の歌)」ハープと弦楽合奏のための協奏曲
02. Adagio 7:55
03. Adagio, ma non troppo 6:55
04. Moderato 7:20
05. Allegro giubiloso – Andante con moto 5:52
交響曲第2番
06. Con Moto – Molto moderato – Quasi Adagio molto calmato 11:44
07. Allegro molto – Moderato largamente – Molto tranquillo 15:38
Total Playing Time: 69:52
録音: 2005年1月 ロンドン、リヴァプール、フィルハーモニック・ホール
Recorded at the Philharmonic Hall, Liverpool from 4th-6th January, 2005