バヨラス: 交響的音楽集
マタイティテ(Vn) リンケヴィチウス&リトアニア国立交響楽団

いかなる時も、音楽化は自分が現在話しているその言語を発見しなければならない~F. バヨラス
常に民族音楽と現代音楽の融合を図るリトアニアの作曲家、バヨラスの作品集です。このアルバムに収録されている3つの作品は、どれも個性的で独特の妖しげな雰囲気を持っています。自作のオペラ「神の子羊」からテーマを転用した「シンフォニー・ディプティック」は管楽器を多用した力強い作品。ワーグナーの楽劇からの引用も聞こえてきます。ロマンティックなヴァイオリン協奏曲ではリトアニアの歌が引用されます。そして、バヨラスの母を偲んで書かれた「エクソダス Ⅰ」は打楽器の多彩な響きが印象的な作品。1994年に一度上演されるも、2004年に曲の形を変更し再演。斬新な響きで聴衆を魅了したことで知られます。
帯より
Item Details
NAXOS
・発売日:
・JAN:0747313075874 (4945604707589)
・規格品番:8.570758
・組数:1枚組
Credit
ルネス・マタイティテ:ヴァイオリン
リトアニア国立交響楽団
ギンタラス・リンケヴィチウス:指揮
Track List
バヨラス: 交響的音楽集
シンフォニー・ディプティック (22:23)
01. Presto 9:16
02. Moderato con moto 13:07
ヴァイオリン協奏曲~ライムンダス・カティリウスに捧ぐ (27:07)
03. Moderato mobile – Larghetto 6:55
04. Allegro 6:22
05. Andante 7:32
06. Allegro vivace 6:18
07. エクソダス I 母の思い出に 25:18
Total Playing Time: 74:48
録音: 2004年10月7-10日 リトアニア、ヴィルニウス、コングレス・コンサートホール
Recorded at the Congress Concert Hall, Vilnius, Lithuania, from 7th to 10th October, 2004 (#01-02, 07), and from 25th to 27th April, 2005 (#03-06)