芥川也寸志: オーケストラのためのラプソディ/エローラ交響曲/交響三章
湯浅卓雄&ニュージーランド交響楽団

21世紀にも間違いなく語り継がれる爆発系サウンド
芥川也寸志と言えば、作家・龍之介の子であることや、ダンディな外見なら有名でしたが、肝心の作品は音楽愛好家にも意外と知られていません。最初期の「交響三章」は、彼の憧れであるソ連に持参して大作曲家達の目に止まり、当地で出版されるという快挙を成し遂げた記念作。その迷いの無い前進の眩しさが勇気と感動を与えます。「エローラ交響曲」の随所で聴ける激しい爆発系サウンドは、知らなきゃ損というもの(細かいトラック付けにも注目)。芥川ファンには「ラプソディ」の音源は貴重です。当盤のような立体的なサウンドがあってこそ、芥川の音楽は目映いばかりの光を放ち、永遠の命を与えられるのです。
帯より
Item Details
NAXOS
・発売日:2004/08/00
・JAN:0747313597529 (4945604559751)
・規格品番:8.555975J
・組数:1枚組
Credit
Track List
芥川也寸志:
01. オーケストラのためのラプソディ 15:03
02-17. エローラ交響曲 17:09
交響三章
18. Capriccio: Allegro 5:07
19. Ninnerella: Andante – poco piu mosso – Andante 10:37
20. Finale: Allegro assai 5:55
Playing Time 54:09
Recorded at the Lower Hutt Town Hall, Wellington, New Zealand, from 29th-31st January 2002